ギャンブル動機を手掛かりにして個別のニーズ(欲望)を探します
それは「ギャンブルに何を求めています(いました)か?」という自問です
それを満たす代替え行動に取り組みます
もし、ギャンブルを継続したいのであればそのニーズに絞り込んだギャンブル戦略に修正します。
但し併存障害を有する方はその治療を優先します

定義

一般的に「パチンコや公営競技のような賭け事にのめりこむことにより
日常生活または社会生活に支障が生じている状態」を指します

症状

「賭けることを楽しむ」という当初の健全な動機が別の動機にすり替わることが発症の引き金です
①負けを取り戻す(負け追い)
②より強い興奮を味わう
③イライラ・ゆううつ感を解消する
④賭けていると落ち着く
⑤ギャンブルに関することが頭から離れない
⑥上手に加減できない
⑦ギャンブル関連の嘘
⑧大切な人間関係の危機
⑨ギャンブルを原因とした借金

診断

DSM5(精神障害診断基準集:米国精神医学会作成)では上記の①~⑨のうち四つ以上が満たされた場合に「ギャンブル障害」と診断します

対処法

ギャンブル動機を手掛かりにして個別のニーズ(欲望)を探します
それは「ギャンブルに何を求めています(いました)か?」という自問です
それを満たす代替え行動に取り組みます
もし、ギャンブルを継続したいのであればそのニーズに絞り込んだギャンブル戦略に修正します。但し併存障害を有する方はその治療を優先します

河本泰信 よしの病院院長
1988年岡山大学卒業
日本精神神経学会認定精神科専門医
一般社団法人日本SRG理事
一般財団法人ギャンブル依存症予防回復支援センター顧問
著書「ギャンブル依存症からの脱出」他
「日本アルコール薬物医学会」および
「精神科治療学雑誌編集委員会」より優秀論文賞受賞