陽性症状
・幻覚
誰も周りに人がいないのに声が聞こえてくる、など、実際にはないものをリアルに感じる
・妄想
部屋に盗聴器を仕掛けられている、など、現実にはないことを強く確診する
・思考障害
考えや話す内容にまとまりがなくなる
こうした症状をこうり返すうちに、以下にあげられたような症状が進行していきます。
100人に1人が統合失調症にかかるといわれており、比較的頻度の高い疾患です。以下にあげられるような「陽性症状」と呼ばれる症状が、少なくとも一ヶ月以上続くことによって診断されます。
100人に1人が統合失調症にかかるといわれており、比較的頻度の高い疾患です。以下にあげられるような「陽性症状」と呼ばれる症状が、少なくとも一ヶ月以上続くことによって診断されます。
・幻覚
誰も周りに人がいないのに声が聞こえてくる、など、実際にはないものをリアルに感じる
・妄想
部屋に盗聴器を仕掛けられている、など、現実にはないことを強く確診する
・思考障害
考えや話す内容にまとまりがなくなる
こうした症状をこうり返すうちに、以下にあげられたような症状が進行していきます。
・感情の平板化(感情鈍麻)
喜怒哀楽等の感情の表現が乏しくなり、他者の感情表現に共感することが少なくなる。
・思考の貧困
抽象的な表現や複雑な思考が出来なくなる。
・意欲の低下
自発的に何かを行おうとする意欲がなくなってくる。
・無為自閉
家や部屋の中にこもりがちになり、外界とのコミュニケーションをとろうとしなくなる。
・感情の平板化(感情鈍麻)
・記憶力の低下
・注意・集中力の低下
・判断力の低下
統合失調症の経過は、前駆期、急性期、消耗期、回復期に分けられます。それぞれの病期において、以下のような症状が見られます。
より早い段階で治療を始めたほうが回復も早く、症状も軽くて済むようになります。上記に該当するような症状が出てきたら、まずは専門医に相談してみましょう。
統合失調症は再発しやすい病気です。いったん症状が落ち着いて、「治った」ように感じて、内服を中断してしまうと、の再発のリスクが高くなります。再発を繰り返すことで、陰性症状や認知機能障害が進行し、社会的な機能が低下して、就労が困難になったり、薬が効きづらくなり、回復にかかる時間が長くなったりしていきます。自己判断での内服中断や減量はせず、必ず主治医と相談しながら調整するようにしてください。